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東京視力 船橋センターブログ

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フクロウは何故、夜行性?

動物園や人気ファンタジー小説でも登場した梟フクロウのイラストf

梟と言えば夜行性ですが、夜行性の梟はどのように物を見ているのでしょう?

目が光を感じるのは網膜の働きです。
角膜から入ってきた光を感じ取り、
像を結ぶ、カメラで言うと
フィルムの役割を果たす部分になります。
網膜は非常に薄く、
十種類の層から構成されてると言われています。
この層には桿状体と錐状体と呼ばれる
細胞があり、
光を微妙に捉え映像を結ぶ働きをしています。

錐状体・・・網膜の中心部密集しており、色を見分ける働きをする視細胞
桿状体・・・網膜の周辺部に分散され暗い所で働く視細胞

桿状体は明暗を感じ取るだけで色には反応しません

フクロウは遠目が利くが、逆に数十センチ以内の近い範囲は
はっきりと見ることが出来ないと言われています。
瞳孔が大きく、弱い光に敏感な桿体細胞が網膜に多いため、夜目がきく夜行性の様です。

フクロウの目の感度は人間の100倍。他の多くの鳥類と異なり
両目が正面にあるため立体視が可能で、静止していても対象までの正確な距離を把握出来るそうです。
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