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  •  (2013.03.15)
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私たちはスポーツをする時に知らず知らずに目から得る色彩の影響を受けていることをご存じでしょうか?
たとえば色。ゴルフボールは白ですがなぜ白なのでしょう? 野球のボールも白。
それなりに理由があります。

青空をバックに白球が飛ぶゴルフ。もしもこれが黒や赤だったら爽快な気分が
台無しですが理由はそれだけではありません。白がもっとも軽く感じられる色だからです。
パットの実験で黒いボールを打つと、白よりパッティング距離が長くなります。
無意識に黒は重いと感じて強く打ってしまうからです。
黒だと平均30%増しに重く感じるといわれています。

また、バレーボールのように常にジャンプするスポーツでは、
シューズやソックスには白色系を使います。これも無意識に白から軽さを感じるからでしょう。

黒を有効に使っているのが、ニュージーランド代表のラグビーチーム「オールブラックス」。
相手チームは黒から受ける重量感、圧迫感をズシンと感じているはずです。これが色彩による重量効果です。

色とは別に、ラグビージャージーの横縞は身体を大きく見せることに役立っています。
もし縦縞だったらラグビーのイメージは違ったものになってきます。想像してみてください。

また、サッカーのように一瞬でパッと状況を見なければならないスポーツでは、
ユニフォームの色は目立つ必要があります。味方を一瞬で識別するためと、
相手の視野に飛び込んだとき目立つ色が無言のプレッシャーになるからです。

野球では、プロテクターとミットの色の最適な組み合わせの研究もあります。
青いプロテクターに黄色のミットが最もコントロールが良くなるという実験結果が出ているようです。
青と黄色は補色の関係にあり、収縮色の青の中に膨張色の黄色があることで、
投手にはミットが浮き上がって見える効果があるようです。

このように、普段は意識していない所にも色彩の影響が多くあります。
スポーツをするときは色彩も考えてしてみると良い結果がでるかもしれませんよ.
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