生後間もない赤ちゃんは視力が未発達です。では、一体どんな風に見えていて、いつ頃からはっきり見え始めるのでしょうか?
「新生児(出生後28日未満)は目が見えていない」と言っても、まったく見えていないわけではありません。視力は0.01~0.02ほどで、「まぶしい」「暗い」といった明暗を認識することができます。色は黒・白・グレーのみで、物や色、輪郭を認識するほどではなく、まだ両目の焦点をうまく合わせることができないため、眼球をキョロキョロ動かしていることが多い状態です。
徐々に、1点を見つめる「固視」をし始めて、ママやパパの髪の生え際あたりを注目することが多くなります。これは、黒い髪が新生児にとっては一番認識しやすい為のようです。
赤ちゃんの視力は、成長するごとに少しずつ色んなものを認識できるようになってきます。はっきりと「何かを認識できる」という意味では、生後3~4ヶ月頃が目安です。この頃から両目を連動させて焦点を定めることができるようになり、人間の形がぼんやりと分かるようになります。また、色でいうと「赤」が一番認識しやすいと言われています。ガラガラなど赤ちゃんへの最初のおもちゃに「赤」を選んであげると視力の発達にいいかもしれませんね。
赤ちゃんの目はぼんやりとした世界にだんだんと色がつき始めるイメージが一番分かりやすいかもしれません。
景色や人の顔など色んなものを見ることで、赤ちゃんの中の世界がどんどん広がっていきます。視力だけでなく情緒面にも良い影響を与えてくれるので、赤ちゃんの成長に合わせて沢山のものを見せてあげたいですね。
また、聴覚や触覚など五感を使って脳を刺激すると、赤ちゃんはどんどん成長していきます。声やにおい、感触でもママやパパを認識していくので、まだあまり見えないからと言って侮らず、早い時期から色々なものに触れて、ママやパパがたくさん話しかけてあげてくださいね。
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