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メガネの歴史

メガネが無かった昔でも、人は歳をとれば老眼になり、また近視や遠視、乱視の人もいました。 メガネが、いつどこで誰が発明したのかは正確にはわかっていません

レンズの原型は紀元前3世紀にまでさかのぼりますが、 当時は火をおこすための神聖な道具として用いられており、 ものを拡大して見る、という用途には使われなかったようですそのレンズが、初めてメガネとして使われるようになったのが、 13世紀の半ばから後期にかけてのイタリアではないか、と言われています
高価な水晶や緑柱石を磨いて作られていたレンズが、 イタリアのベネチアで発達したガラス技術によって生まれ変わり、 ヨーロッパ中に広まっていったのです。

そして最初は老眼用として単眼の凸レンズ、今で言う虫眼鏡の原型でしたが、 程なく両眼用として二つのレンズを使う今のメガネの原型が誕生したのです。 近視用の凹レンズが作られるようになったのは16世紀になってから、 乱視のレンズの誕生はそれよりずっと遅れて19世紀の初め頃と言われてます。

メガネを日本に初めて伝えたのは、1549年に日本に渡って来たキリスト教の宣教師フランシスコ・ザビエルです

現山口県の大名・大内義隆に贈ったメガネが日本最古のものと考えられています。 ザビエルに続いて日本に渡って来た宣教師たちも、時計、鉄砲などヨーロッパの珍しいもの と共にメガネを大名への贈り物にしました。 そしてメガネを贈られた大名や家臣の話を聞きつけた他の多くの大名やお金持ちが ヨーロッパからわざわざ取り寄せて少しずつ広まっていきました。
日本で最初にメガネが作られたのは江戸時代。水晶のかざり玉を作っていた職人が、見よう見真似で水晶を磨きレンズを作って商売をはじめたようです。 当時は高価で、とても庶民の手に入るものではなく、大名など限られた人しか手に出来なかったようです。
明治になり、政府の勅命を受けた朝倉松五郎という人物がヨーロッパでメガネ作りを勉強し、 新しい機械と技術を日本に持ち帰りました。 それ以降は日本でもメガネが安く作れるようになり、一般の人々にも普及していきました
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